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介護施設で受け入れる前に知っておこう!
【インドネシア人が大切にしていること】

こんにちは。Zenken株式会社 SSW事業部 インドネシア出身のヘイディです。

介護施設でインドネシア人を採用することを考えているご担当者の方へ、インドネシア人のことをよく知ってもらうために、私たちが大切にしていることをお伝えします。

目次

インドネシア人は「多様性」を重んじている

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、インドネシアは多くの島からなる国で、さまざまな人種と言語が存在しています。宗教もすべての国民がイスラム教徒ではなく、キリスト教やヒンズー教、仏教、儒教を信仰する人もいます。

このような背景から、インドネシア人が最も大切にしていることは「多様性」です。島・民族・言語・宗教がたくさんある中で、「多様性の中の統一」がナショナルポリシーとしていて、子どものときから家庭や学校で教わってきました。私自身もそうですが、ほとんどのインドネシア人は、そのナショナルポリシーを誇りに思っているでしょう。

「多様性」のほかに大切にしていることは?

そしてほかに大切にしていることとして挙げられるのは、「宗教」、「助け合い精神」、「年上への敬意」です。

インドネシア人は、宗教を信仰することを大事にしています。特に9割近くの国民がイスラム教徒であるため、イスラム教のルールが生活にも密着しています。例えば、お祈りの場所が会社や学校、ショッピングモールなどに設けられています。断食明けには、モスクの関係者だけではなく、勤務先などで食べ物や飲み物を無料で提供してくれます。

そして、インドネシアでは、「ゴトンロヨン」社会と呼ばれる助け合いの精神が根付いています。インドネシア語の「ゴトンロヨン」とは、「一緒に集まって持ち運ぶ」という意味です。インドネシアでは、電車やバスで少しでも年上の方や女性に席を譲ることは普通に見られます。また、道や町中で困っている人がいれば、声をかけて助けてあげることは当たり前で、自然な行為として行っています。

年上を敬うことも、インドネシアでは子どもの頃から躾けられます。目上の人とすれ違う際には、頭や肩を低くして丁寧なジェスチャー・挨拶は日常生活の中でも大切にしています。

インドネシア人が大切にしていることのまとめ

インドネシア人が大切にしていることをまとめると、以下の4つです。
●多様性
●宗教
●助け合い精神
●年上へ敬意

これから一緒に働くうえで、私たちインドネシア人が大切にしていることを少しでも理解していただければ幸いです。

 

Zenkenでは、インドネシア人の介護人材を紹介しています。詳しい情報は以下よりご覧いただけます。

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